近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【電子投票全般】

『電子投票事故と原発事故の類似点』

この二つの類似点は、生活に大きく影響を与えますが「電子」も「放射能」も人間の五感では感じないことです。 だから知識や見識があるとされる専門家の意見を信じてしまうが、どこからかコピペした知識なので部分的には正しいが、判断には間違いが多い。 世…

来年で、電子投票国政選挙導入法廃案から10年! 進展のない現実!

電子投票新提案書の書き始めは、今まで思いが爆発し、いきなり20頁近くなったので、他もモーラする重要な部分だけを抜粋して何とか8頁ぐらいに収めましたが、コレでも説明が授業のようになるので、図などで1~2枚にして欲しいとの要望があり、なんとか…

ネット投票が遠ざかった日本の電子投票

駆け出しの頃は、バイトと一緒になって、バインダーに調査票を挟みながら政治意識調査の調査員として全国を歩きました。そして、調査が終わってからの対象者との雑談は、活字には無いものが多く、新鮮でとても勉強になりました。 例えば、農家の方が食管法や…

徐々に活動をはじめました。

今月から引きこもりも飽きたので、外出をはじめました。しかし、自宅では自由に吸えていたタバコが喫煙所という隔離された世界に疎外されている現実を思い出しました。(-。-) ボソッ また、お逢いする方々に病名を聞かれますが、複数の病いと原因不明のものも…

民進党代表選挙の二重国籍疑惑についての一考

他の話題で埋没していた民進党代表選挙も、蓮舫候補の二重国籍疑惑で盛り上がってきました。しかし、批判の中には品格の無い帰化された方の誹謗中傷もあり、低俗な批判は重要な問題を見過ごします。 国籍法の欠陥による「国籍取得」手続きだけのザル法で、「…

日本の正義の味方にアドバイス

問題提起として過去のゲスい話を書いていたら、当たり前の事ですが虚しくなり、品格も感じないのでお蔵入りさせました。私の投稿に影響力があるとは思えませんが、今の正義の味方に取り上げられても、権力闘争や憂さ晴らしで騒ぐだけの趣旨とはかけ離れ、こ…

国内で我々だけが問題なく電子投票が実施できる理由

我々EVS(電子投票普及協業組合)は、専門企業の各部門を協業して電子投票に特化した組合です。私が会社を二日間休んで、近所の露天風呂に法律書や法人関係の専門書を持ち込み、湯船の中で立てた電子投票事業の法人化構想を関係企業に呼びかけて設立しました…

電子投票の「見えない第三者の悪意」の真実

大企業が事故を頻発した事により、学者など研究者は原因究明をすることなく、電子投票に瑕疵があるように騒いで製品の売込みブームが巻き起こりました。 我々と事故を起こした企業も同じ法律と技術要件で構築されていますが、国内初導入から今日まで、普通に…

電子投票構築のアドバイス

隠していた訳ではありませんが、私には年齢が9つ離れた弟が居ます。 今月も娘が使わなくなった楽器の電子ドラムを「引き取ってくれたら嬉しいな~」とお願いしたら神対応でしたから、別に兄弟の仲が悪い訳でもありません。きっと、お互いに興味をもたれたら…

知識とは覚えるもので、知恵とは心から生み出されるもの(2)

私の物心が芽生えた頃には、国内外の教授や先生と呼ばれる人が遊びに来られる家でした。 その中でも、日本の学者の渡米などに尽力して学問の向上に貢献をしたコロンビア大学のハーバート・パッシン名誉教授とは、実家の別荘で本の執筆をするなど親父殿とは仲…

国内で初めて発表された当時の電子投票の理念

先日、ジャーナリストでFacebook友達の千葉利宏さんから「日本における電子投票の将来をどのようにご覧になっていたのでしょう」と他界した親父殿への質問を頂きました。 国内で初めて電子投票システムを発表した平成4年のパンフレットは、親父殿の膨大な提…

ネット投票を導入したら政治が良くなるのか?悪くなるのか?

暑い…っと思ったら、夏の参院選も終盤でした。 気分が悪くならないように最低限の情報で極力ネットも見ないようにポーと自宅養生をしていましたが、公示日にフジテレビ系の「めざましテレビ」から、若者がネット投票を望んでいるようなので取り上げたいと、…

世界最古の投票を支える人為的な意識の壁

電子投票に携わった実話と、日本の投票にまつわる奇怪さを、厚切りジェイソンさんの芸風を少々真似させて頂き、分かり易く表現してみました。 (//△//) スベったらスルーして下さい。 改革には、立ちはだかる物理的な壁、制度的な壁、意識的な壁が有ると言わ…

電子投票も基本通りに運用をすれば安心です

総てのものにメリットとデメリットがあります。そして、0リスクなんて都合の良い幻想を追って様々な対処法を採用しても、妥当性とバランスがわからなければ、さらに危険を生じさせます。 旬の話題ではマイナス金利ですが、不安からデメリットだけを注視する…

「選挙の仕組みを考えることは、民主主義のあり方を考えること」

長々と電子投票の歴史を投稿しましたが簡単に説明すると、以前、津田大介さんがキャスターを務める『ニュースの深層』で、「選挙の仕組みを考えることは、民主主義のあり方を考えること」と最後にまとめて頂いたことに尽きます。 国会議員も担当省の総務省も…

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史の総括です。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part3

第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part3​ 議論をする前に電子投票とは、ただの生活をしやすくする為の国民の「便利」を求める公共システムサービスなのか、それとも国家を形成する民意を正しく反映させる国民の「合意」を求める共生システムなのかと…

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part2

第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part2 国政選挙導入法案が廃案になり、電子投票普及の大きな障壁になった委員会質疑を振り返り、民主党議員の質問を提案者に代わって答えてみます。(´∀`)ワクワク A これまででも不正が有った場合は実務の実行者と製造者…

​四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part1

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。文才も無く、堅い話しを短く盛り込もうとすると、キツイ感じで怖がられると思いますが、私とリアルにお会いした人は面白がります。今回は、際どい内容ですが、少し柔らかくした最終章です。(…

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。【電子投票事業の実態編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。 第二弾【電子投票事業の実態編】2002年6月23日の我々の実施から1年後に、満を持して参入した後発ベンダーの連続した失態により機運が下がり、当初、有効性が立証できれば総ての選挙で実施できると約束…

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書きました。【電子投票誕生編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書きました。ちょっと書いただけで長文になったので、怨念じみた話しを端折り、何回かに分けて投稿します。 【電子投票誕生編】これまで、ぽっと現れた方達が政治力と錯覚していますが、一人のおっさんの気付く力、想…

民主党ポスターの「民主党は嫌いだけど、」 嫌われている原因を直す気は無いのか?

民主党は嫌いだけど、 民主主義は守りたい。 だけど、民主党に投票する理由は見当たらない! 空白に、そんな文字が見えてくるのは、何故だろうか? 取り敢えず、がんばれ〜 mainichi.jp 電子投票では専門家を名乗っていませんが、選挙キャンペーンの専門家と…

「ウチは他とは違う」… 「だから失敗するんだよ!」

「ウチは他とは違う」…「だから失敗するんだよ!」 「ウチは他とは違う」という自治体は、投票所で電子投票の記録された投票記録媒体の中を覗いて投票数を数えたり、投開票所で投票データを削除したりと、本当に他の自治体とは違うことしたから票が合わずに…

今月実施された青森県六戸町の電子投票を取材して頂いた記事です。

seijiyama.jp 今月実施された青森県六戸町の電子投票を取材して頂き、ネット投票との違いを書いています。 内容は、概ね了解です。ただ、私の認識との違いを下記に申し上げます。 総務省の平成14年2月「電子機器利用による選挙システム研究会報告書」中間…

第三者の目で見た、数少ない日本の電子投票実施状況の報告

政治山さん、取材ありがとうございます。私の個人的なブログよりも遥かに発信力があるメディアで紹介頂きました。電子投票や選挙だけでなく、心の策と書いて心策(しさく)と呼ぶそうですが、町民に負担を掛けずに、やりくりを進める上で、地域としての将来…

日本の投開票環境の構造的問題点

先週の電子投票を実施した青森県六戸町の投票日は、政治学部の大学生から電子投票をテーマにした卒論の質問が有りましたので、自宅で回答を書いていました。 毎度の事ながら、よくぞネットで調べましたと感じるありきたりな質問ばかりでしたが、目を向けて頂…

電子投票の成功と失敗の分かれ道とは?

先日、アドバイスを頂いた電子投票の失敗と成功の簡単な比較説明で、設計安全、機能安全、運用安全、教育安全などに分けたらと御教授頂きました。しかし、必要性や構成そのものが理解できない方にはやはり難しいと思いましたので、大雑把に経営的なビジネス…

トラブルというアバウトな日本語について

昨日の情報セキュリティ心理学研究会で「情報セキュリティを測定しよう!」という講演を拝聴しました。最後に講師の方に、実施件数が少ない電子投票でも測定できるのか?と質問をしました。 風評被害対策で、オペレーションミスも、機器の故障も、整合性の取…

世界で唯一の電子投票で選挙無効と司法が判断した希少性の高い『システム監査報告書』

電子投票を実施している青森県六戸町の投票も終盤に近づいています。いまのところ寒いだけで順調のようです。(◍´◡`◍) リンクは、世界で唯一の電子投票で選挙無効と司法が判断した希少性の高い『システム監査報告書』です。それなのに、なぜか学者も専門家か…

投票の近代化に貢献している青森県六戸町の電子投票実施

いよいよ2016年1月17日は、電子投票を実施している青森県六戸町の投票日です。諸外国では10年以上前から普及しているので、いまさら当たり前過ぎて、投稿をするのも恥ずかしいのですが、国内では実態と乖離して認識されているので、個人的に投稿を続けていま…

スタンフォード大学の「監獄実験」で感じる権力者の傲慢さが、IT社会で一番の脆弱なところ

スタンフォード大学の「監獄実験」を御存知でしょうか。 普通の人に、看守と囚人のという特殊な肩書きや地位を与えた心理学実験です。 管理側の看守役グループは非人道的に暴走し、それどころか実験の管理をした指導者も雰囲気に引き込まれ理性の歯止めが利…