近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

余裕が無くなった?

声に耳を傾けずに対立する政治姿勢が、レームダック状態の前兆。 headlines.yahoo.co.jp せめて結果が出せなくても、ビジョンを示し、情勢変化などの納得ができる説明が有れば、対話と共に落ち着いて政権運営ができると思います。それにしても、電子投票でも…

近頃、まともな生きた情報が感じられない選挙情勢分析の例

何度か筆者の分析を読んだ事が有りますが、いつも、上辺だけが整っている感じかな。現在の情勢は、五分と五分との事ですが、与党対野党の視点だけで、いつもの様に見落としがある。 bylines.news.yahoo.co.jp それは、地域政党の新党大地の存在が抜けている…

やっぱり、変わったのは党名だけか?

他に手は思い付かなかったのか? まともな国民や利害関係者は、憂さ晴らしのバッシングよりも、建設的な議論を望んでいると思います。 質問をして合意結果の内容を追求して欲しい。 www.sankei.com 追伸 与党票よりも、無党派層が政治離れをするだけで、自分…

選挙の時だけの公平は、本当は不公平。

思わず笑った。。。https://m.youtube.com/watch?sns=tw&v=zu4uagEmpEM映像の選び方やアフレコの内容が、とても素人とは思えないデキだと思う。我が国だけが選挙活動をする期間があり、費用や活動内容にも制限がありますが、選挙前に情勢を左右する下地を作…

世界最古の投票を支える人為的な意識の壁

電子投票に携わった実話と、日本の投票にまつわる奇怪さを、厚切りジェイソンさんの芸風を少々真似させて頂き、分かり易く表現してみました。 (//△//) スベったらスルーして下さい。 改革には、立ちはだかる物理的な壁、制度的な壁、意識的な壁が有ると言わ…

政治に必要なのは現状を感じる洞察力と未来を描く想像力

宮川竜一を名乗っていた30代の頃に、男性向けファッション雑誌『GQ JAPAN』の取材を受けたら、私のビジュアルについてではなく、選挙の事だったので本気でガッカリした時の記事です。(小笑) (質問されたコメントだけなので、掲載されているポスターは私と…

リスクを回避したリスク

先月末に自宅で意識不明になり、緊急入院をしました。 鬼の霍乱かな?(笑) 救急車に乗るのも生まれて初めての経験でしたが、気が付いたのが翌日のベットの上でしたので記憶に無いのが残念です。 今は退院して自宅で養生していますが、先日、リハビリを兼ね…

電子投票も基本通りに運用をすれば安心です

総てのものにメリットとデメリットがあります。そして、0リスクなんて都合の良い幻想を追って様々な対処法を採用しても、妥当性とバランスがわからなければ、さらに危険を生じさせます。 旬の話題ではマイナス金利ですが、不安からデメリットだけを注視する…

「選挙の仕組みを考えることは、民主主義のあり方を考えること」

長々と電子投票の歴史を投稿しましたが簡単に説明すると、以前、津田大介さんがキャスターを務める『ニュースの深層』で、「選挙の仕組みを考えることは、民主主義のあり方を考えること」と最後にまとめて頂いたことに尽きます。 国会議員も担当省の総務省も…

“ゲス”について

近頃の話題についてコメントさせて頂きます。 ゲス乙女のボーカルとベッキーの不倫から“ゲス”の文字が使われはじめ、今日の辞職した育休国会議員でも“ゲス不倫”となっている。政治家もベッキーも、清いイメージで売っているから破壊力があるネーミングですが…

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史の総括です。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part3

第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part3​ 議論をする前に電子投票とは、ただの生活をしやすくする為の国民の「便利」を求める公共システムサービスなのか、それとも国家を形成する民意を正しく反映させる国民の「合意」を求める共生システムなのかと…

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part2

第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part2 国政選挙導入法案が廃案になり、電子投票普及の大きな障壁になった委員会質疑を振り返り、民主党議員の質問を提案者に代わって答えてみます。(´∀`)ワクワク A これまででも不正が有った場合は実務の実行者と製造者…

​四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part1

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。文才も無く、堅い話しを短く盛り込もうとすると、キツイ感じで怖がられると思いますが、私とリアルにお会いした人は面白がります。今回は、際どい内容ですが、少し柔らかくした最終章です。(…

ベッキー報道について

10年ぐらい前に、川崎インター近くの横浜ラーメンで食事をした時、駐車場に綺麗なお姉さんが現れ、店の扉に掛けてあるOpenの看板が強風で飛ばされ落ちていたのを、誰も見ていない中で拾い上げて掛け直していた。いい子だな〜と感心した娘さんがベッキーでし…

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第三弾【国会審議編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。 自分の置かれた立場を考慮しつつも、誰よりも切り込んで書いてみました。 第三弾【国会審議編】 電子投票改正法案が衆議院を通過した翌日の12日に、参議院の「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別…

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。【電子投票事業の実態編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。 第二弾【電子投票事業の実態編】2002年6月23日の我々の実施から1年後に、満を持して参入した後発ベンダーの連続した失態により機運が下がり、当初、有効性が立証できれば総ての選挙で実施できると約束…

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書きました。【電子投票誕生編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書きました。ちょっと書いただけで長文になったので、怨念じみた話しを端折り、何回かに分けて投稿します。 【電子投票誕生編】これまで、ぽっと現れた方達が政治力と錯覚していますが、一人のおっさんの気付く力、想…

民主党ポスターの「民主党は嫌いだけど、」 嫌われている原因を直す気は無いのか?

民主党は嫌いだけど、 民主主義は守りたい。 だけど、民主党に投票する理由は見当たらない! 空白に、そんな文字が見えてくるのは、何故だろうか? 取り敢えず、がんばれ〜 mainichi.jp 電子投票では専門家を名乗っていませんが、選挙キャンペーンの専門家と…

「ウチは他とは違う」… 「だから失敗するんだよ!」

「ウチは他とは違う」…「だから失敗するんだよ!」 「ウチは他とは違う」という自治体は、投票所で電子投票の記録された投票記録媒体の中を覗いて投票数を数えたり、投開票所で投票データを削除したりと、本当に他の自治体とは違うことしたから票が合わずに…

今月実施された青森県六戸町の電子投票を取材して頂いた記事です。

seijiyama.jp 今月実施された青森県六戸町の電子投票を取材して頂き、ネット投票との違いを書いています。 内容は、概ね了解です。ただ、私の認識との違いを下記に申し上げます。 総務省の平成14年2月「電子機器利用による選挙システム研究会報告書」中間…

電子投票実施「及び故障/障害」記録 (H28年01月25日現在)

電子投票実施「及び故障/障害」記録 導入開始初期/「検査制」不備 実施自治体 選挙の 種類 投票所数 調達数 有権者数 投票率 入札 社数 受注社 電子投票機の故障/障害&開票・集計時間 投票日 (特記) 期日前 投票所数 使用数 投票者数 日本初電子投票 岡山…

「適正」

古巣の選挙キャンペーンの世界も知らないうちに、プランナーと言う肩書きができて目立つだけの事務的な指南とグッズ販売をしていますが、政治家の素材(個性)を生かすオーダーメイドではなく既製品みたいになり、しっくりとしない。 マニフェスト選挙の影響…

第三者の目で見た、数少ない日本の電子投票実施状況の報告

政治山さん、取材ありがとうございます。私の個人的なブログよりも遥かに発信力があるメディアで紹介頂きました。電子投票や選挙だけでなく、心の策と書いて心策(しさく)と呼ぶそうですが、町民に負担を掛けずに、やりくりを進める上で、地域としての将来…

日本の投開票環境の構造的問題点

先週の電子投票を実施した青森県六戸町の投票日は、政治学部の大学生から電子投票をテーマにした卒論の質問が有りましたので、自宅で回答を書いていました。 毎度の事ながら、よくぞネットで調べましたと感じるありきたりな質問ばかりでしたが、目を向けて頂…

電子投票の成功と失敗の分かれ道とは?

先日、アドバイスを頂いた電子投票の失敗と成功の簡単な比較説明で、設計安全、機能安全、運用安全、教育安全などに分けたらと御教授頂きました。しかし、必要性や構成そのものが理解できない方にはやはり難しいと思いましたので、大雑把に経営的なビジネス…

トラブルというアバウトな日本語について

昨日の情報セキュリティ心理学研究会で「情報セキュリティを測定しよう!」という講演を拝聴しました。最後に講師の方に、実施件数が少ない電子投票でも測定できるのか?と質問をしました。 風評被害対策で、オペレーションミスも、機器の故障も、整合性の取…

世界で唯一の電子投票で選挙無効と司法が判断した希少性の高い『システム監査報告書』

電子投票を実施している青森県六戸町の投票も終盤に近づいています。いまのところ寒いだけで順調のようです。(◍´◡`◍) リンクは、世界で唯一の電子投票で選挙無効と司法が判断した希少性の高い『システム監査報告書』です。それなのに、なぜか学者も専門家か…

投票の近代化に貢献している青森県六戸町の電子投票実施

いよいよ2016年1月17日は、電子投票を実施している青森県六戸町の投票日です。諸外国では10年以上前から普及しているので、いまさら当たり前過ぎて、投稿をするのも恥ずかしいのですが、国内では実態と乖離して認識されているので、個人的に投稿を続けていま…

スタンフォード大学の「監獄実験」で感じる権力者の傲慢さが、IT社会で一番の脆弱なところ

スタンフォード大学の「監獄実験」を御存知でしょうか。 普通の人に、看守と囚人のという特殊な肩書きや地位を与えた心理学実験です。 管理側の看守役グループは非人道的に暴走し、それどころか実験の管理をした指導者も雰囲気に引き込まれ理性の歯止めが利…

投開票で不可解なものとは、システムではなく仕組みです

本日、電子投票を実施する六戸町の首長、議会補欠選挙の告示日を迎えましたが、立候補者受付も終了し、首長選挙が無投票となりました。 国内の電子投票実施において、二票選挙から単独選挙への変更も国内で初めてのケース(日本初)ですが、事前に準備するもの…