【プリンター付き電子投票機。その名はVT30】

　改良ごとに投票機のバージョンNoが増え続け、ついにVT30と成りました。

　電磁的記録に疑念を抱く方に信頼を得るまで、紙の記録を併用しようと右側にプリンターが取り付けて有りましたが、法制化の時に原本唯一（原本は一つだけ）の考えで取り外しました。シンプルな設計に戻すついでに軽量化のため、人感センサーや光の写り込み対策パネルなども取り除き、実施に使われた電子投票機はVT25と後退しました。

　しかし、この投票機でバリアフリー機能の実証実験を全国46カ所で1600人の障害のお持ちの方を対象に実施させて頂き、ベストでは有りませんが誰でも自力で投票が出来る妥協点を見つける事が出来ました。

　追伸
　時間の経過が立ちすぎて経緯の知らない方がいろいろと言われますが、電磁的記録が信頼される方式で確立しなければ、電子的技術が信頼されるタイミングは有り得ず、国民が熱望している通信を利用した「どこでも投票」は絵に描いた餅になります。

　私の寿命を考えれば、今の議論というよりも風評では導入第三段階を手掛ける事は無いと思います。だから、日本の将来の為に真剣に取り組んで頂ける方に期待したいですね。

お力になれる事が有ればご協力します。
（￣ー+￣)　ﾆﾔﾘｯ