近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

電子投票のキャリアは日本一

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 先月中は、ココが私の喫煙所でした。

 来年1月に六戸町で実施する電子投票の打ち合わせで、けっこう通っていました。

 初導入時からアウトソーシングのスキームが有り、部下や組合企業に任せて構築していたので、私は投票日近くに見学や作業体験で現地入りしていただけです。

 しかし、理事長に就任した最初の実施が大震災直後の六戸町でした。
 そこで、直接現場で状況を知る為に現場に出るようになり楽しくて続けていましたが、政界は陰湿なところで、自分たちの無能さをすり替える為にいろいろと言われるので、今回の実施から完全アウトソーシングに戻します。

 そう言えば、六戸町で初めての実施が日本初の期日前投票でした。総務省から「国会議員に、宮川さんが現場で指揮をしているから成功しているだけで、全国導入ができる機運が生まれないと言われています」と言われたので、当時は一度も現場に入らなかった。

 今では実施回数も少なくなり、年末年始の作業でのミッションの切り替えなので通常よりも確認作業が多いですね。
 通常は、メールだけで済む話を作業日程の確認と称して、顔を合わせで飲みに行く感じです。(笑)

 私は、候補者を正しく評価をして、国民の意思が正確に反映された社会に興味があり、電子投票システムは手段(道具)でしかありません。

 コレでも日本で唯一の普通に実施ができる電子投票を完成させた責任者で、先陣を切った初導入から今でも続いています。
 でも、統括管理者とは全ての意見を集約する立場であって、別に偉くはありません。
それに、何か問題が発生したら弾劾される身ですから、技術者や内部だけでは無く、全ての意見に真剣に向き合わなければなりません。

 そんな訳で、専門家を名乗らないのは、フィールドが広すぎて限定出来ないからです。(笑)
 だから、組織内部も別人格の法人の集合体で構成されていますが、民主主義を大事にする体質で、携わる方々が同じ方向で進められるから、世間では困難と言われる事でも可能になるのでしょう。

 規模は小さい話ですが、まともな質問も説明もできない国会とは違って、素晴らしい環境で過ごさせて頂いています。
 その働きを正しい評価で対価も与えられないのに「わかりました」と承諾してくれます。社内への説明や説得で大変だと分かるので、本当に心苦しさと感謝で涙が溢れる想いです。

 でも、各社の内部手続きを知らないので、突発的にミッションを変更すると「龍さん、もっと早く言ってください!」と言われます。(笑)