近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

世界に発信した法制化前の電子投票候補者確認画面です

にわかに衆参ダブル選挙が囁きはじめ、衆議院選挙の頻度が上がる傾向です。

 しかし、日本の選挙制度は、国民に候補者情報を伝えることを制限しているから正確な評価も比較もできないので「誰がなっても同じ」とか「無責任に投票できない」など、前回は国民の半数が参加を諦めました。
 そんな状況だからなのか、今年の統一地方選挙でも新人候補者が激減したのでしょう。

 以前から政策は予算を数値化して収支を国民に示す事を私は主張してきましたが、特別な理由が存在して難しいのかな?
 では、大口の政治献金者(団体献金)のリストと金額を提示して比べると、今後の政治活動も分かり易くなると思います。
 使い道まで組み込まれたら、尚のこと良い判断材料になるでしょう。

 今の制度では、国民に判断を委ねるだけの情報が提供できないのは明白な訳ですから「身を切る改革」の前に考えて頂きたいものです。

 法制化前の沖縄サミットで我々が世界に発信した電子投票には、現行法の候補者名と政党名だけでなく、顔写真とプロフィール(政策)の表示機能が搭載されていました。
(実は今のシステムにも、啓発用に存続されています)

 顔写真は閣法から議員立法に切り替えた際に、民主党筆頭理事の理由不明の反対で除外されましたが、プロフィール(政策)表示は、投票中に読み始めたら時間がかかり投票所の運営に支障をきたすという納得できる内容でした。

 そこで、ネット投票になったら、そんな心配も無いので、是非、国民が比較して判断ができる内容を表示して頂きたいと思います。

 追伸
 投稿写真は、沖縄サミットの時に、「オシャレな首脳」と「ユーモアのある首脳」の二票選挙を実施した電子投票の候補者確認画面です。
 比較できるように、現行法の日本の候補者確認画面も投稿します。

 各国では日本と違い、様々な人種と言語を持つ国民の多様性に対応した言語表示に驚かれていました。だから、電子投票の研究が加速したのでしょう。
 正しい評価で国民に付託を受ける努力が、我が国には感じられない。

 機能制限をして導入させながら、文句を言っている時点で知性と品格を疑わざるを得ない心境です。
 何よりも、目の前のことだけをこねくり回すだけの人が増えて、本質から遠ざかることに気付かないのが悲しいですね。

(順不同)

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ちなみに、日本の現行法の投票確認画面です。(笑)

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