近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。【電子投票事業の実態編】

拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。

第二弾【電子投票事業の実態編】
2002年6月23日の我々の実施から1年後に、満を持して参入した後発ベンダーの連続した失態により機運が下がり、当初、有効性が立証できれば総ての選挙で実施できると約束がされていましたが、いつの間にか国会議員の慎重(反対)派により電子投票全体の評価とすり替えられ、企業だけでなく導入した地方自治体も含めて梯子を外されました。

電子投票実施だけを危険視しているが、その諸悪の根源である古い体質を引きずった紙の投票システム企業のムサシについては、政治的には不問で日本の選挙のシステムの近代化は困難な状況になった。

総務省は、レンタルの価格を設定する上で、一番重要な使用頻度を、国政選挙も含めた総ての選挙を想定した価格を企業に指導していたので、事業的には破綻し、実施する機会も無く撤退する企業もあります。

しかし、電子投票の可能性が見えている研究会当時の初期メンバーだった我々と東芝は、政府の公開デモストレーションや実証実験、そして第三者認証検査などで証明を続け、なんとか2007年12月11日に改正法案は衆議院を通過したが……

与野党の超党派議連で議論され、そして党内で正式な手続きを経て国会へ提出されたにも関わらず、14年間議論しても影で拙速と言っているサイレントマイノリティは、議論の場に姿は現さないで、偽メール事件で発覚した手っ取り早く騙し易い体質の民主党を使い、参議院で廃案になった話は次回投稿の【国会審議編】でします。


【総務省の参議院選挙実証実験資料】
慎重派の主張する比例代表選挙の候補者選択表示の公平性を3パターン実験しました。

◎04年07月11日参議院選挙総務省実証実験_電子投票による模擬投票の結果概要【460kb】
http://yahoo.jp/box/1siVMi

◎04年07月11日参議院選挙総務省実証実験_電子投票の模擬投票関係資料【1,250kb】
http://yahoo.jp/box/-vhzq9

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