近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【新見市電子投票実施回想録】 職員研修 (2013年3月28日)

 さすが地元新聞社『備北民報』。電子投票職員研修が一面トップで記事に!

 研修内容が詳細に説明されている。しかし、私が指導していると書かれているが何もしていないので恥ずかしい。しかし、荷物運び以外は手を出すつもりはありません。

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 早くも電子投票職員研修2日目、順調です。国会議員が全投票所に技術者が必要として、全国5万カ所の投票所に配置する事は不可能だと反対しましたが、我々は日本初の実施の時から不必要と提言していました。今回の研修の講師も農夫と僧侶でSEは存在していません。家電に技術者が必要とは思えません。

 電子投票の投開票システムのには、人為的「設定」をするものが有りません。決めれれた手順通りに操作し「入力」する事も無いので簡単です。投票所への機材の運び出しから機器の設置、起動、管理運営を職員が行います。4年に一回の自治体の選挙しかできない法律なので職員研修で確認するだけです。

 投票所管理において統一運営は当たり前です。しかし、日本の選挙法は有権者に自由を与え過ぎているので例外処置(有り得ないが可能性は0では無い)が存在する。この例外処置を理解して頂くのに、リハーサルで講師達が意地の悪い選挙人を演じて我儘を言っている。市職員は「新見では無いよ」と抵抗をしています。(笑)

 来週火曜日まで職員研修の予定です。今までの私は、投票日直前に現地入りするので準備期間中に居る事がありませんでした。今回は、一般の方に講師をお願いしているので検証も兼ねて現場にいますが、順調なので観光マップ「来て 観て 食べて にいみ」を眺めています。新見市は面積が大きく特色、見所も分散しているが投票所の管理者が集まっているこの部屋は、実は全域の最新状況が分かる情報スポットと気付いてしまった。研修終了後に色々と聞いてみよう。(笑)

 追伸
 必要の無い事はやらせたがりますが、我々は国家的権威のある第三者検査認証機関の創設を法制化前から進言しています。しかし、正しい判断を嫌う風習が日本の政治にあるようです。

 もし、我々の進言が実現していたなら、世界最大の電子投票事故(地球上で唯一の選挙無効判決)のような恥ずかしい事態は起こらなかったでしょう。