近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【電子投票実験導入の検証10(比べてみれば分る 開票所1)】 〔成功例〕

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 写真は30万人都市の四日市市での電子投票開票所風景です。
 投票所内最前列右側は、電子投票機で投票された電磁的記録媒体を、5人が並んで読み込み作業をしています。その右側では、報道陣が群がって撮影をしながら見守っています。
 投票所内最前列左側では、サーバー画面で読み込み作業全体の状況を見守り、その左側が立会人席です。また、右手前が報道席。左手前と2階が参観人席で全体を把握する事ができます。
 サーバー画面で確認している管理者は、記録媒体読み込み終了と同時にプリント出力した結果を、そのまま立会人に回しました。何故って、電子投票は結果が変わらないからです。
 万が一数値が合わなくても結果から照合できるのがデジタルですから、全ての作業経過を立会人に理解いただける運用が重要です。
 
見せて理解をして頂く努力を感じて頂けたでしょうか?
 
 5人が同じ数の電磁的記録媒体を読み込みましたが、報道陣側に近いほど作業に時間が掛かりました。それでも作業時間は10分です。やはり、テレビカメラの前では緊張するのでしょう。お疲れ様でした。
 
追伸
※実施した各自治体の導入当初は、告示日の電子投票プログラム作成及び投票検査を、各候補者陣営の方々やマスコミなどに公開して皆様の質問にお答えしてご理解を頂きました。
 開票所立会人の方には、事前に電子投票を体験して頂き投票数と集計の数が同じ事の確認を含め集計における確認事項の理解を頂きました。