【オストラキスモスと電子投票】
親父が半世紀前に、日本の学術的説明でオストラキスモスが「貝殻追放」とされている事に疑問を持ち、貧乏なのにギリシアへ確かめに行って誤りであることを証明して「陶片追放」と改めた写真です。
一度、誤った情報が今で言うtwitterのリツイートの如く飛び回り、今でもネットの辞書では、貝殻追放として紹介されているものが存在しています。
時は経過しましたが、今では電子投票の間違った情報が増殖して普及の妨げに成っています。
親父から「聞いた話で分ったつもりに成るな!」と良く叱られて育った私は、自他共に認める検証の鬼です。ありがたい事に周囲の方たちも、強烈な親父と私の境遇を知っているので、どんなに分りきっている無駄と思える事でも、文句も言わずに付き合って頂き、新発見というか気付く事が多くあります。
安全性と信頼性を高めるには、議論だけでは無く、個々の検証が必要です。
私にはネット社会のように、聞いた話だけで判断できるほど、勇気がありません。