実験、検証の意味を理解できない研究者は、ハッキリ言ってクズと言いたい
電子投票でも、仮説を証明するのに多くの実験をした訳ではありません。
正しい答えへと導いてくれるデータを集める為に、時間と費用を掛けて形作り実用化しました。
仮説を証明するためにコストを掛けずに正当化すると、無理矢理シナリオ通りに実験をして、実際は使えないゴミとなり、混乱の元凶なだけで総合的に無駄なコストを生みます。
自己利益の為に結果を急ぐような結論ありきだから捏造に手を染めるのでしょう。
組織としても、何の為の実験かの根拠を明確にする事で、正しい情報が上がってきます。
何より電子投票の研究者の中で、実際に開発して運用実験をした方を私は知らない。
全て聞いた話にシュールなコメントを、日本では論文と言っているようです。
現状もわからずに『改善提案』だけを書きたくて
もう、 使用されることの無いシステムを検証して、
これから使用される政府が委託した第三者認証検査を受けたシステムは検証していない。だから、各ベンダーの対策と対応も理解せずに出した論文です。
最後の(P6)『改善提案』を書きたくて、検証をしたと偽り論文を出したと理解しております。
私も総合的な視点で、とても大事な物が見えてない筆者に対して、多くの反論はがありますが、この『改善提案』に限定して申し上げます。
[論文筆者]
1. 電子投票機、集計機などの電子投票システムの設計、実装、納品の各段階において第三者機関による安全性および処理の正確性についての評価確認を受ける。
[私]
方向性は同感ですが、電子投票システム全体の概要を知っている者が少ないから日本全体ではなく、希望する自治体のみで実験的導入を実施している。
電子投票システムに関わらず、諸外国と同様な国家的権威のある第三者検査認証機関の創設が、今後の日本に必要です。
そもそも、電子投票事故は、故障対策の不備に連動した人為的なミスであり、そのことに気付かない論文筆者のような学者が各々に口出しをしても、時間と費用が嵩むだけで現状と何も変わらない。
もう一度、国内の事故を検証した方が実用的であり課題が明確に見えてくるだろう。また、公的に発表された書類だけで検証ができます。先ずは「経緯と現状」を分析していっぺん整理してほしい。
[論文筆者]
2. 機器の投票カード挿入口以外の全ての入出力ポート(USB,LANなど)を封印し、アクセスできないようにする。
[私]
今の技術だけを見るのでなく、「電子投票」という考え方を勉強して考えてほしい。
我々の場合、入札仕様書で投票所内のネットワークが盛り込まれているのでハード的に付いていますが、ソフト的には取り外してあるのでご心配ありません。
この論文が電子投票反対派に都合よく使われて、論文筆者が確りと証明せずに消えたことで電子投票がなかなか進まないから、議論される頃には、全く別の技術に変わっています。
[論文筆者]
3. プログラム・データの改ざんを検出するため、電子署名を適用する。
[私]
論文筆者が検証したという、事故を起こして今後使われないシステムに対策が無かっただけです。また、電子署名だけが対策でもありません。我々のシステムの場合は、比較検証を行っています。また、ハード的に追記ができない物もありますが、運用性と実用性を考慮して設計しています。難しい国民が検証できない仕組みを付加するのではなく、「民主主義」という考え方を勉強して構築してほしい。
検証を信じて報道され国会審議が止まった記事。
話題になったので続編記事。
その結果、衆議院は通過しましたが、参議院では理不尽に民主党が騒いで審議未了の廃案になりました。