国政の選挙区や知事選挙の選挙ポスターが四角い（40×42cm）謎

　国政選挙区や知事選挙の真四角の選挙ポスター（40×42cm）は、地方選挙や参議院比例区と同じA3（30×42cm）の選挙運動用ポスター（公選法一四四の3）に個人演説会告知用ポスター（10×42cm）（公選法一四三の10）が合わさった物です。

　

　だから、このサイズでの専用紙はこの世に存在していないので、A2サイズの用紙に印刷して1/3は捨てます。そして屋外仕様の用紙ですから、雨風に耐えられるように合成樹脂を使うので、燃やせば当然ながら公害になります。

　　↑　室内用ポスター（A2用紙に選挙ポスターを印刷）

　話が変わりますが、人口比率で選挙ポスター掲示数が多い地域は投票率が高い。マクロ的に表現すると、田舎は投票率が高くて、都会は低い。

　つまり、候補者の選挙ポスターもイベント広告の一つなんです。
　そこで、そのままA2用紙を選挙ポスターにすれば、投票率を高める効果が有るでしょう。政治家は、環境問題の観点からも、自分達の選挙の合理化、効率化を考えて議論した方がいい。