国民離れした選挙制度は見直しが必要
NHKの7時のニュースを見ていたら、ブチ壊した張本人の小沢一郎さんが二大政党制の幻想に取り付かれて野党を統合した結集を呼びかけていた。
しかし、今度の選挙は、マイノリティの意見は掻き消されて死票も多い小選挙区制や二大政党制について、国民の疑問符から不満に変わる転換期ではないかなと感じます。
支持層が異なる政党が一つに成っても党内でまとまらず、民主党政権のトラウマが甦り、国民に信用されないので受け皿にならない。
ですが、政党は残して選挙区ごとの候補者の政策を個別に引き継ぐ形で一本化して連立政権が可能な調整をした方が実効性の現実味がある。
この候補者調整過程が、政治家達の国をより良くしたい志があるのか、ただ、議員に成りたいだけなのかが国民に伝わると思います。まず、国民が選択する前に政治家の選択が必要でしょう。また、この調整能力が国会審議のスピードアップにつながると期待したい。
それに、制度を有効利用すれば、選挙区を降りた候補者は本当のコスタリカのように一回休みで、選挙区候補者は重複立候補しないなど潔さが政治への期待につながると思います。
なんだか、投票率が下がれば有利だという魂胆が透けて見える選挙を形骸化した与党と、ただ、国会議員になりたいだけの野党にウンザリをした国民の一人としての独り言です。