近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

初公開、電子投票機器格納庫です

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 バーン!!

 初公開、電子投票機器格納庫です。

 約束の朝10時に現場の視察に行ったのですが、機器の収納ケースの鍵を忘れたので、現場の方に「カギ有りますか?」と尋ねたら無いらしく、同じビル内に有るレンタル会社の管理事務所に聞いたら「ウチが持っているんですか?」とビックリされ「ですよね〜」と年度末の渋滞の中を往復3時間を掛けて取りに戻りました。
(x_x;)

 2002年6月に実施された新見市からはじまった電子投票ですが、保管管理方法も発想性や現実味もない話で普及を妨げている。
 機器の所有者であるレンタル会社も2年間試行錯誤して、2004年から電子投票機器専用に特注で作成した檻方式を続けています。

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 しかし、製作費はレンタル料金には含まれておりません。新しい道を切り拓くには投資が必要だとポジティブです。
 また、物理的な事よりも事業形態としての契約もこれまでの発想を変える内容です。
私が当時の契約の交渉担当者。
(笑)

 ① 冒頭のやり取りでお分かりに成ったと思いますが、所有者が物品を保有して管理しています。しかし、中身の管理は我々が委託されている形態です。
 ② ここに有るのは投票所で使われる機器のみで他の機器は、また別の場所で管理をしています。選挙という公の事業ですから、使用状況がガラス張りなので管理しやすいようですが、何よりもお互いに信頼が出来る環境を強力して作り上げたと誇りに思っております。
 ③ 現場の方に「もし、こっそり不正を働くとしたらどんな方法を思い付く?」と聞いたら「出来るんですか?」驚かれ「リフト無しの人の手で取り出すのは不可能です。まして宮川さんから使う機器のシリアル指定されたリストで千台以上の機器の中から発掘するのは、一人でやると二日は掛かります。もっと早めにリストを頂けませんか」と言われました。
 心の中で「セキュリティ的な発想でやってみたが無意味。まして稼働率が下がっている中ではイジメだな」と笑うしかなかった。
 m(_ _)m
 でも、確りと機能している事に感謝でした。