近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【六戸町電子投票実施回想録】 開票研修(2015年4月20日実施)

 研修時間は、練習時間を含めても僅か20分!

 ワザと投票データを改ざんした記録媒体をまぎれ込ませて不正検知をした時の練習もしました。事前説明も無く、研修に参加された職員の方をドッキとさせて本当にごめんなさい。
m(_ _)m...

 午後からは期日前投票の研修を実施。

 とうとう明日、告示日を迎えます。

 写真は開票所で使用する集計システムのセットアップ風景です。

 はっきり言って単純明快です。

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 職員だけでなく有権者に対してもわかりやすく配慮しています。

 電子投票国政選挙導入法案が衆議院を通過して民主党が偽メール事件と同じように偽論文に騙されて廃案にした時に、一時的に暗号化や市販のセキュリティソフトが安全かのように盛り上がったが、その後はなしのつぶてで消滅しました。

 それは、平成25年04月12日の衆議院予算委員会第二分科会での新藤国務大臣が答弁されたように電子投票の導入が行われていたものの、ドイツでは、一般住民が投票結果の検証を容易に行えない電子投票機を使用していた問題点が裁判等々でも問題になり電子投票が中止された」と暗号化を否定した事例を紹介しています。

 日本の研究者は、民主主義とか国民という単語は覚えたようですが、どのようなものなのか理解が欠落している。

 大事なのは民と一緒に歩むこと。そして、理解を得られる範囲を知るために実証実験など市民参加で検証することです。
 どんなに良い研究でも理解が得られなければ民主主義的にはゴミです。

 私は暗号化をダメだとは思いません。しかし、民の理解を得る努力が無く安易に電子投票という話題に乗っかろうとした事で、自力での投票ができない方に理不尽さを押し付け、大量の疑問票や票が消える、または水増しがされる環境が続いて選挙自体から国民が離れている現状を引き起こした原因の一つに成っている。

 不正やミスで問題になっているバーコード式読み取りシステムは、学者が電子投票に口を出して停滞した後に作られました。

 そして、人が作業する環境で、肉眼でバーコードを読み取り確認できる人間は居ない。そして、単純明快な危うさを指摘したセキュリティの専門家は存在しない。
 そもそも、開票所で遠く離れた参観人席の候補者陣営が双眼鏡で積まれた束の票読みが出来ているのに、わざわざ票の束をバーコードの帯を付けることにツッコミも入れない事をツッコミたい。
ヾ(--;)ぉぃぉぃ

《私のFacebookと同文記事です》