近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【六戸町電子投票実施回想録】 投票プログラム候補者情報作成Part4 (2015年4月21日実施)

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 写真は、当該選挙のプログラムが作成できるという、有る意味では危険なシステムが収納されています。

 OSや投票プログラム作成システム自体もID、パスワードで管理され、二つの鍵が付いている専用保管ケースに収められていますが、視覚的に一目で触られていない事がわかるように、赤、青、黄色のガムテープで封印をして選管が保管します。

 別に法律や基準書にも規定が有りませんが、我々の実施代々伝わる秘伝で、迅速な状況分析につながる大事なイベントです。
(^^)

 追伸
 電子投票のセキュリティについて、多くの方が様々な事を言われましたが、投票プログラム作成システムに触れられた方は皆無です。
 それは、公開しているのに現場に足を運んだ事が無い専門家の限界でしょう。
今回は紙の投票での不正やミスが続き、国民の投票離れも加速し、立候補者も居なくなり無投票選挙区が増加しているからなのか、近年稀に見る電子投票取材の多さです。
 またまた、現場に来た事の無い専門家が現れて、ネット検索しただけの間違った知識に着色して訳のわからない話しに成らないように、取材側は現場で何を確認して述べているのか確かめて欲しい。そして、本当の専門家を育てる呼び水になれば嬉しいですね。
 自治体が十数年もの間を、良かれと頑張っているにも関わらず、わが国には電子投票の専門家が居ないことが最大の問題だと思います。