近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【六戸町電子投票実施回想録】 投票日当日の役場(2015年4月26日実施)

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 午前5時00分。
 起床。
 六戸温泉旅館から見える朝の風景です。
 今日は暖かいから見えませんが、ここから見える八甲田山は雄大です。
 今日は投票日。気分爽快なのでチョッと早めですが6時頃に役場に向かいます。

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 午前6時10分。
 役場に到着。
 投票所へ向かう投票管理者の方に「頑張って!」と声をかける。
 ヽ(○≧Д≦○)ノ☆ミ 

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 午前6時30分ごろ。
 一人が手順チェックシートを読上げて、首に電子投票機器を管理する『運用管理カード』をぶら下げている投票所管理者が封印から取り出した記録媒体(原本・複写)を乗せたトレイを持っています。
 従事者は読上げられたチャックシートの通りに作業をしています。
 一人は投票機IDのシールを記録媒体に貼り付け、一人は投票機に記録媒体をセットしている光景ですね。
 また、記録媒体(複写)の中に投票機のプログラムが入っているので、この時はじめて投票機にプログラムがインストールされます。 

 午前6時40分。
 全ての投票所で電子投票機器の起動が確認される。

 午前7時00分。
全ての投票所で投票開始。
暇なので喫煙所でタバコを吸っています。
(。゚_●゚)y─┛~~~

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 写真は電子投票機の0票確認画面です。
 票が入っている場合は「〇〇回目の起動です」と期日前投票の確認画面になり、記録媒体に異物や疑わしい投票記録がある場合は警告画面になり起動はできません。

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 日本初の期日前投票を実施した六戸町
 ある意味パイオニアはアイディアが豊富です。
 その一つとして、投票機の下にある足跡のパネル。投票機が仕切られている幅は紙の投票と同じです。しかし、紙に書く場合は記載台に身体を近づけますが、投票画面の視野角を狭めても日常の間隔で操作をするので、どうしても遠くから手を伸ばしてしまいます。
 この足跡に気づくと投票機に近寄るので投票の秘密が完全に守られます。
 道具をいかに上手く使うかを考えられる力が、有権者の安心につながっています。 

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 立会人席から見た投票所の風景。
 選挙人の背後から監視をしている紙の投票と違い、緊張しないで投票ができます。
 左に『カードはこちら↓』の案内が書かれている透明なアクリルが回収箱です。
 電子投票用の投票箱みたいなものですが、これも、紙の投票と違い間近で選挙人を監視をするような事はありません。

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 投票機器のトラブル時に出動する緊急自動車。うそです。
 今日の消防団の催しで、投票がはじまる前に出発しました。(笑)

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 午前9時。トラブル発生。
 朝食を買いに頼んでいたコンビニのカツサンドが売り切れのようです。私が選べるように、いろいろと買って来て頂きましたが、温かいものが食べたくて「カツサンドを温めて」と頼んだのに…
 すべてが冷たい。(。-_-。) 

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〔午前6時過ぎ〕
 役場の選管事務所の隣で待機。
   
〔午前7時過ぎ〕
 役場建物内で待機。
   
〔午前8時過ぎ〕
 役場敷地内で待機。
   
〔午前9時過ぎ〕
 役場の前で待機。
 天気が良いので、だんだんと外へ。
 写真は六戸町役場の前の路上です。
 投票日の午前9時を過ぎると大胆になる習性が私にあるようです。

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 投票を終えた有権者にインタビューをする記者。
 やたらと長い時間、多くの方にやっていたので、翌日にネット検索や新聞で記事を捜したが無かった。
 きっと、欲しかったネガティヴな回答が得られなかったのだと推測する。(笑)