【六戸町電子投票実施回想録】 投票日当日 Part3 (2015年4月26日)
今回も、役場職員の的確な運営と選挙人のご理解のおかげで順調でした。
m(_ _)m
国内全ての選挙を電子投票に一元化しても心配いらない感じです。というよりも、複雑な国政選挙こそ国民に優しいアクセシビリティが必要でしょう。
衆議院選挙と参議院選挙は交互に実施されています。しかし、衆議院選挙の政党を選ぶ『比例』と参議院選挙の政党と候補者を選ぶ『比例』が違うから、毎度の如く国民と参議院比例候補者は大変な労力を費やしています。それなのに、国政選挙は電子投票がでみません。
そこで、私が一昨年前に作った候補者選択画面の提案を、議論が進まない参議院比例候補者バージョンでお披露目します。寝付く寸前に思いつき、気が付いたら外は明るかった。
( ̄0 ̄;アッ
制作時間は0から作成して4時間ぐらいです。
想定画面は19 インチ 4:3 画面(38.6cm×29.0cm)
国会議員は、候補者の一覧表示と選挙人に字を書かせる自書に拘りますが、これならバリアフリー的な機能もあるので良いかと思います。自書検索機能で検索して投票したい候補者が見つかれば、いつのタイミングでも投票できます。
(≧∇≦)b
こんな趣味でも電子投票の国政選挙導入法案提出の時に、最後まで参議院の比例候補者表示が議論され、具体的に説明がしたくても電子投票機で説明すると特定の企業を推奨することになると頭を抱えた総務省に相談されて、私が個人的にFlashで作ったデモコレクションをタッチパネル式ディスプレイに入れて、議員に投票体験や説明をしたようです。
また、私が開発会議の議長の時は、ホワイトボードに丸や四角のポンチ絵に汚い走り書きで開発者とビジョンを共有して短期間でシステムを作り上げた。しかし、口を挟んだ専門家から一度も具体的なビジョンが示されないから永遠に話しが止まっている。
追伸
Flashは自宅で三日ぐらい弄りまくってコツが分かったら、書店でサンプル集を買ってCDに収録されている言語のコピペで殆ど作成しました。Flashだけでデバイスへの命令実行ができたりと様々な事が出来ます。だからセキュリティー的に問題視もされていますが、専門家にもお勧めしたいのは、命令などの順番によって見えてくるものを体験して欲しい。意外と無駄に思える事から見えてくる物があります。
また、電子投票の脆弱性について論文を書き、国政選挙の導入法案に影響を与えた学者が御大層な検証したという投票機が、実施された自治体で視察者用に用意された時に、私は、このプログラムの命令実行の順番だけの視点で脆弱性を2分たらずで投票機を操作不能にして証明しました。(笑)自治体の方に「EVSさんと違い完璧では無いのでごめんなさい」と言われました。(論文発表の何年も前です)
別に悪意は無く、ただ一目でやって見たくなる衝動というか好奇心に駆られただけです。
m(_ _)m
※失敗した全てのメーカーはアニメーションにFlashを使用していましたが、導入当初から我々の電子投票システムには、パテントや稼働中の問題に気付いたので、Flashを使用していません。