【六戸町電子投票実施回想録】 投票日当日の設営Part3(2015年4月26日実施)
〔投票日当日設営の投票所Ⅱ〕
6時30分頃①
投票機の投票画面に光が映り込まないようにレイアウトの最終確認。
6時30分頃②
選挙人に投票用紙の代わりに渡す投票カードを交付する発券機は、電源を入れたら自動的に全てが立ち上がります。
キーボードは機能しませんので、マウスだけの操作になります。
また、投票管理者が持つ運用管理ICカードを挿入した時に、はじめて六戸町の議会選挙IDがインストールされ投票所管理コードが作成されます。でも人間には分かりません。
この部分も専門家が全く触れない事ですが、人が事前に全てを把握する危険さと、何を何の目的で管理をするのか、それを管理しないといけない環境と時間など、ありとあらゆる角度で検証すれば、人間が管理しなくてはいけない事と、人間が管理をしてはいけない物の区別ができます。この考え方の前提は、誰にでも説明して理解して頂けるシステム管理を基本に組み立てました。
電子投票に口を挟んだ専門家の「よく分からないけどコレを付けたら大丈夫」的の安易な発想は、見えない物をなおさら複雑にするだけで民の理解は得られず、民主主義のシステムには不向きな考えではないだろうか。