近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

​四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part1

四半世紀も拙速と言われ続けている電子投票の歴史を書いています。
文才も無く、堅い話しを短く盛り込もうとすると、キツイ感じで怖がられると思いますが、私とリアルにお会いした人は面白がります。
今回は、際どい内容ですが、少し柔らかくした最終章です。
( ◜◡◝ )

第四弾【小賢しい電子投票システム議論】Part1
いまでは世界中で電子投票が普通に使用されて、我々も初導入から問題無く実施しているので、システムの問題では無く、明らかに正しい判断を歪める日本の構造に問題を感じています。
( *`ω´)

前回でも、国会は制度や司法で出された判例の整合性などの法的な検証をする場であって、機器の機能検証は信頼のできるシステム監査機関で行なうべきと主張しているのは、100年以上も文明と共に変化する事を拒み、縦割り行政では判例に適合した技術転換ができない事情なのか、理解も対応もできない領域にしてしまい、議会でも市販のパソコンレベルの知識での議論が大きな弊害になっています。
(╥﹏╥)

やっと、国政選挙を含めた総ての選挙が前提で、一部の地方自治体で実施を可能にしたパイロット導入をしましたが、法制化から15年間も改正されず、導入自治体や選挙民と供給企業に負担をかけ続けています。
ようやくマスメディアが公正中立では無いと世間でも認識されましたが、選挙は利害が絡むもので、特定の勢力に加担して報じられ真実が歪められた歴史でもあり、我々も一度は法的手段で司法に判断を委ねました。判決文には、記事に対して36箇所に及ぶ「乖離」の文字がありましたが、電子投票システムについて理解の乏しい部分で憶測されても仕方がないという理由だけで敗訴しました。(これだけ嘘と言ってあげているから許してという裁判官の心が伝わるような感じの判決文でした)
やはり、導入前にシステム監査または第三者認証検査などが実施されていれば、自治体の政争に巻き込まれて不信感を煽られることは無かったでしょう。
ガ━━(゚ω゚;)━━ン!

余談ですが、他の公共事業を請け負っている企業からは、税金を貰う側は弱い立場だと教えられ、マスコミ業界の知人からは、余程の事で無い限り、マスコミから嫌われる判決をした裁判官は法務省に目を付けられて再就職に不利になると教わりました。
この判決文も、内容は我々、そして結果は新聞社という配慮した結果なので、知人たちに教えられた法治国家というものが少しだけ理解できました。
(;゚◇゚)なるほど~

さらに、政府は開発製造費を民間に負担させているレンタルなのに、法律が認められていない国政選挙も使用回数に入れて算出させた上で、一斉選挙を想定した在庫を要求するなど、国会議員の懸念を総て企業丸投げで負担させ、民間で言えばブラック企業以上の理不尽な要求を、国政導入の前提条件として追加した事で参入した企業は撤退し、我々だけが総て応えてきました。
┗(`・ω・´)┛

何よりも、審議で理論的に整合性が立証できても、可児市の無効判決を受けた電子投票モドキのように、Windows XPにアプリを載せただけのシステムログも満足に記録が出来ていないという理論的に有り得ないことが、選挙無効訴訟時のシステム監査報告で浮き彫りになっています。
( ̄□ ̄;)ギョッ

このような、全世界のシステムを冒涜したものを、平気で投開票システムとして提供できる環境は、国会審議だけでは100万年経っても変えることは不可能でしょう。
国民の血税で開かれている国会での審議時間を有効に使う為にも、そして、癒着など言われない為にもシステム監査機関は当たり前に必要です。現場の構造的無駄も無くなるでしょう。
( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, )  ウンウン

そもそも、様々なメリットが有るので電子投票は凄い物と思われていますが、簡単に説明すると、選挙人が投票した電子記録を、集計で1+1=2と数えるだけの道具です。
順位式や連記式など様々な方式が可能に成るので将来的には、より公正公平な制度改革議論ができるでしょう。
(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン

しかし、自書式投票に優位性を感じたり、候補者を選ぶ選択画面で表示される位置に不公平感が有ったりと政治家の身分を左右することなので、画面表示は議員立法で審議を尽くして頂いて、その他の仕組みの部分は専門家による閣法に分ければ、無駄な猜疑心が無くなります。

まるで服も着ていない生まれたての赤ちゃんに、石を投げつけるような、対策も無い残酷な議論から早く抜け出して欲しいものです。それは、利害優先の無策で出生率が上がらないのと同じ匂いがします。
!(・。・)b 「そうだ!」

 

( ̄0 ̄;アッ
本題に入らないうちに書きすぎました。
次回は、電子投票普及の大きな障壁になっている、国政選挙導入法案が廃案になった委員会質疑を、提案者に代わって答えてみようと思います。