近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

電子投票機器の保管


  使われていない時の電子投票機器の保管状況について、初導入から11年間を問題も無く運営している状況をお伝えいたします。

 電子投票システムを構成する投票プログラム作成システム、『記録媒体コピー機』、『投票カード発券機』、『電子投票機』、『記録媒体読み取り集計機』で構成されています。  保管中の「悪意」によるシステムの入れ替えなどを心配されますが、メンテナンス検査をしてから自治体へ納品するので、万が一に悪意が有ったとしても露呈します。〝保管での最大の脅威は“破壊”です。〟(納入前の検査については後日お伝えします)

 現在の電子投票機器は、レンタル品としてレンタル会社が倉庫管理会社に委託して保管管理をしています。ここでは、電子投票機と投票カード発券機を保管しています。  機器は個々にダブルロックされた収納ケースに入れて20台単位で鉄格子の檻で管理しております。投票機のフロントドアにも南京錠が施錠されているのでクアドラプルロックですね。

 機器が入っている鉄格子の檻は積み重なって保管されているので、出し入れするにもリフトが無ければ動かせません。影でコソコソと悪い事をするのは困難でしょう。このスケルトン的な保管は、どっからでも見える事で悪戯防止にもなり、過去一度も破られた事が有りません。(笑)勿論、24時間守衛のいる監視付きの倉庫です。

 また、管理体制も檻の鍵は出荷を担当する倉庫管理会社が持っていますが、電子投票機器の収納ケースの鍵は我々が管理しています。

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 出荷する機器は当方がランダムにシリアルを指定して機器を取り出します。  反社会的行為が有るならば個人では無く組織的関与と成りますが、営利法人が保有資産を破壊してまでのメリットが見当たりません。(小笑)

 紙の投票のシステムで、これ以上の対策がされているなら勉強の為にお教え頂きたいと思います。
保管で重要な事は「いじらない」「壊さない」です。