近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

【六戸町電子投票実施回想録】 「力を抜けば成功する」私が導き出したパラドックス(2015年4月17日)

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 これまでFacebookをご覧になり、なにも仕事らしい仕事もしないで観光三昧の姿を見て「一生懸命やりなさい!」と、お叱りになる方も居られると存じます。

 しかし、不思議なことに、こんなので国内導入当初から13年間も成功を続けています。

 それは、力を抜いているのに有能だから成功しているのでは無く、無駄な力を抜いているから誰も失敗をしないのです。

 これまで、社会的地位のある方達が詭弁で惑わし、マスメディアが意図的なのか確認もせずに騒ぎ立てた結果、理不尽な社会環境に追い詰められるから実施している側は、頑張っても失敗をするジレンマに陥り、そして、電子投票は不可能だと信用でき無く(嫌いに)なって、国民も我々以外の企業も離れていきました。国民に情報を提供する側が、憲法第一条の主権者と定められている国民の正確な意思を示す選挙を蔑ろにした結果が、主権者不在の今の低投票率だと思います。

 そこで、海外ではネット投票(日本でいう導入第三段階)まで進んでいるのに、技術大国日本が初歩的な第一段階(投票所の電子投票機で投票する段階)で失敗する謎を解説します。

 例えば、間違った重圧をかけられ、失敗を恐れて疑心暗鬼になり、一生懸命に同じ様な無駄な事を重複する事で、デジャブによる錯誤や見落しなどが発生します。また、精神的に追い詰められて、やってはならない事が正しく思えたのか、違法行為に手を出してしまったケースもありました。

 しかし、冷静に分析をすれば、そんな間違った重圧に負ける事無く、あらかじめ論理的に検証して決めた無駄の無い簡単な運用をすれば、心と時間にゆとりが生まれ、落ち着いて正確な作業が行えます。

ということで、

 「力を抜けば成功する」

 これが、国内導入当初に、統括管理者として私が導き出したパラドックスです。

 全国に電子投票が広まれば、自治体だけで運用するのか、地域の方たちが手かげるのか分かりませんが、この考え方が社会に広がれば生産性が高まり、心にゆとりが生まれて穏やかに暮らしていける環境で、犯罪も自殺もイジメも減少すると思います。

 政治家、学者、マスメディアのように、悪い事をするのが前提で考えるのも必要ですが、悪い事をさせない環境を作る努力こそ、規定、規則の効力が抑止力となります。

 反対に悪い社会環境によって悪人に仕立て上げてしまうと、紙切れだけでは制御は出来ません。投開票のミスや不正も、そう言ったジャスティスハラスメント(正義による苦痛)によって生まれ、業務的には原因不明の未解決事件となっています。

 「正しくする為に不正をする」

 世論が作り出した不のパラドックスですね。

 後半の投稿を、そう言った視点で見て頂けたら幸甚に存じます。

 追伸
 十和田市官庁街通りには、多くの馬の銅像があります。

もっと威勢の良い馬も有りましたが、やっぱり私は愛情を感じる親子が好きですね。

 こちらの方は、普通に乗るようです。

 《私のFacebookと同文記事です》