民主主義途上国の日本人だけが、機械を使う投票を総て「電子投票」と呼んでいる
『電子投票』は公職の選挙の電子化をするシステムとして 、30年前に我々が作った造語ですが国会で硬直している間に、多様なことで使われて混乱しています。
諸外国では様々な投票方式が有るので方式毎に呼び名が違います。
重要な事を決める仕組みですから日本でも正確な投票方式の定義が必要ですね。
諸外国では日本の公職の選挙と同じタッチパネル式をDRE(Direct Recording Election=直接投票)と呼ばれ「人間が介入すれば介入するほど煩雑になってミスや不正がある」との考え方です。
これからは、日本の公職の選挙の電子投票を『DRE』と区別して欲しい。
国内で選挙訴訟になったのは、人の介入が多い煩雑な運用による人為的ミスです。
同じ投票所内で管理ができるクライアント・サーバー方式により事故の被害が拡大し、人の介入を許す環境が電子投票の信頼を無くしました。
これから有権者が投票した結果が直接記録され、人の介入の無い公職の選挙の電子投票をDREと呼ばれるように成れば信頼が高まると思います。
今後のミスや不正排除の為にも役立ちます。少なくともこの定義には可児市で選挙無効(全世界で日本だけ)の原因になった機械や業者は当てはまりません。