近代化した民主主義へ

選挙、電子投票などについてを語り、政治の幼稚さをぼやきます。(笑)

しゃべるな危険 (笑)

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 折り返しに入った総選挙も一向に盛り上がらず、テレビでは投票率の低下と誰も選べずに白票が増えると懸念した声が流れています。
 マニフェストやネット選挙も大事ですが、ツールであって本質では無い。国民の顔を見ずに、一方通行の主張をしているから、双方向にはならないのでしょう。
 盛り上がらない理由として一つ目は、話題に乗っかりたがる性なのか、与党の用意したアベノミクス評価に乗ってしまい、与党の作った土俵で勝負したこと。自民党が下野した時は、過ちを認め謝罪の声もあったが、民主党は総括もせずに放置してきた。本心からかはわかりませんが、日本人には心情的に共感されアベノミクスの結果が無くても期待は野党よりも持たれると思います。
 二つ目は、消費税の増税反対という色分けが、共産党以外は与党と同じ立ち位置をとったこと。
 貸借対照表でいえば、負債の部の国の借金1000兆円は知りましたが、資産の部が見えてこない。また、民主党政権時代の事業仕分けも、ムダ削減というよりも合理化という観点で歩み寄りをすれば、構造的無駄が省けたと思う。社会保障も費用や価格の見直しなどするとか、税率はもっと上げるが心配は何も無いと政治が絶対的な保障を約束するとか、
思わず、オオーw(*゜д゜*)w となる武器が無い。
あまりにも中途半端過ぎる感じがします。
 三つ目が重要だと思いますが、緊急の課題である地方の人口減少を改善させる地理的優位性の格差是正と、選挙後に気付かれる選挙改正でしょう。
たとえば、東北に人が居なくなると言われているのなら、東北にこそリニアが必要とか、また、路線の24時間体制など、人の活動を大きく活発化するような夢が無いですね。
 選挙改正については、言いたいことが有り過ぎるのでまたにしときます。
 どんなに良いことがマニフェストに書いてあっても夢や現実味が無いものに、忙しい時間を割いてみる人は少ないと思う。今回の選挙は、政策がリアルに感じられる調整能力が期待されたが全く感じられない。
 せっかく候補者調整をしたのに効果が出ない要因の一つは、ポスターやパンフなどに選挙区を譲って頂いた候補者の顔写真や政策メッセージを載せる心遣い、温かさが足らない。政治が機械的では、冷た過ぎて社会保障制度も期待できないと思います。そして、最大の欠陥は、選挙協力の大義名分が「打倒!与党!」では、国民には全く関係ないので、何のためなのか大きな志を示して盛り上げて欲しい。
 最後に、国民が付託した票は国政に届きますが、白票は事務的に疑問票として振り分けられて、何処にも届かない無意味なものです。私も子供の頃に流行った「カレー味のウンコにするのか? ウンコ味のカレーにするのか?」の『究極の選択』で鍛えた感覚を信じて投票に行きます。

 追伸
 投稿写真は、休日に大掃除をしながら考え事をしていたら、頭に浮かんでツボに入ったのでチョコッと作ってみました。あまりにもオープンな性格なので、周囲からよく言われる言葉です。(笑)
 無茶苦茶な事を書きましたが、お読みになってムカッとした方は、写真に免じてお許しください。
 m(_ _"m)ペコリ