勝敗を分けた『この道しかない。』 VS 『流れを変える時。』
正確な今の現状がわからないままに投票をさせる日本の選挙は、何と言ってもイメージが大事。告示前からイメージで勝負が決まっていましたが、投票所閉鎖時間までは言うのを我慢していました。
自民党の『この道しかない。』は、党内を一本にまとめて進めるテンポの良さに期待できますが、民主党の『流れを変える時。』は、党内でも流れが変わり、分岐し過ぎて流が止まる閉塞感を感じる。
もし、自民党に対抗するなら『時代変革に対応する時。』の方が「強行する自民」VS「柔軟な対応ができる野党」で期待できたと思います。
野党第一党の自己分析不足が、見る者の潜在意識の中で、三年三カ月の暗黒の時代を感じさせ、中途半端な選挙協力も裏目となり、与党VS野党という大雑把な分類の中で、優秀な人材の足かせになったと思います。
選挙は政策よりも、先ずは検証能力とセンスですね。
追伸
ぼっちを貫いた共産党だけが漁夫の利を得ましたね。