【六戸町電子投票実施回想録】 投票日 開票所Part3(2015年4月26日実施)
午後9時から開票が始まります。
手前のテーブルが電子投票集計システムです。
まもなく長閑な1日が終わり、新しい町政がはじまります。
21時00分00秒 開票宣言。
21時02分30秒 封印された内容器から記録媒体の取り出し作業。
21時03分00秒 電子投票記録媒体読込み開始。
21時05分30秒 電子投票録媒体読込み終了。
※自治体によっては、立会人に結果の承認印をもらうのに、人数分プリンター出力をするところや集計システムからCSV出力で他のPCでEXCEL加工や、六戸町のように既定の用紙に書き写すなど、この部分が自治体のカラーが出ます。
それでも、開票宣言からわずか8分とスムーズに立会人のもとへ結果を持っていきました。
スムーズなのは実施が5回目なのか、従事者のチーム力なのか分かりませんが、違いがハッキリ分かったのは、前任者よりも選管担当者がハイスペックにバージョンアップして行動と確認作業が高速でした。(笑)前任者は確実性を重んじる人なので…
(大笑)
よく、投票した数で集計時間が変わると思われがちですが、記録媒体(使用した投票機)の数で変わります。人が読み込ませるので普通に操作時間の違いです。投票数が多くても記録媒体1枚の差は100分の1秒の世界です。
また、不正で問題になった投票用紙の束の帯のバーコードシールと同じように、記録媒体のラベルを張り替えても電子制御で二重読み込みは出来ません。(笑)
ま~ 注目を一点に浴びている電子投票集計では難しいと思います。
法改正のときは、可児市のような立会人と参観人から死角になる場所での電子投票集計の設置を禁止した方が良い。何度も申し上げますが、電子投票で失敗するのは技術ではなく運用と人の良識です。